品質向上のために

生活必需品として、衣・食・住といわれます。その身近な衣料品についての、物流加工業務の内容と作業上の注意点について説明いたします。物流加工といわれる範囲は、製品となった状態から、販売の店頭または顧客に渡るまでの間に、その製品の価値を高める作業を行うことを申します。その作業として次のようなものがあげられます。検針・検品作業、タグ付け・値札付け作業、ハンガー取り付け作業、小分け作業等です。検針とは、縫製作業中にミシンの針が折れて商品に混入していないか、機械を使って検査します。検品とは汚れ・シミ・縫製不良を、目でチェックいたします。タグ付けは、この商品のサイズ・素材・カラー等を表示したものの取り付け作業です。近年素材表示において、カシミヤ混入率が違うということで問題になったことがあります。このように物流加工作業は手間ヒマがかかりますが、商品の品質やブランドイメージを保つ大切な作業で細かな注意が必要とされます。

物流加工作業としてタグ付け作業を説明しましたが、実はこのような内容を記したものが製品に取り付けてあります。それは洗濯表示といわれるものです。絵表示がついたものを御存じの方も多いでしょう。アイロンや洗濯の適否から、サイズ・素材・製造国・製造責任者等が記してあります。表示を理解して取扱えば、良い状態で長く愛用することができます。また値札についてですが、私たちは価格を知るだけのものですが、実は多くの情報がつまっています。今ではバーコード値札が当たり前で、当初レジ作業の迅速化・正確性の為でしたが、今では企業の企画生産に大きな役割をはたしています。そして最近ビッグデータといわれものが社会で取り上げられていますが、この値札からのPOS情報が大きな役割を担っているそうです。